計算ノード上のファイル操作(remsh)

(最終更新日: 2024/4/10)

remsh コマンドを使うと、計算ノードの ramdisk や /lwork のようにフロントエンド(ccfep)から直接アクセスできないファイルへアクセスできます。また、ジョブの stdout や stderr をジョブの実行途中で確認することもできます。基本的にはご自身が計算を行っている計算ノードにしかログインできませんし、自身が owner であるファイルにしかアクセスできません。

remsh (ホスト名) (コマンド) (オプション)

  • ホスト名: ccc???, ccg???, ccnf??? のようなホスト名です。jobinfo コマンドで確認ください。
  • コマンド: 実行するコマンド。ls, cat, cp, find, head, tail のいずれかを指定できます。
  • オプション: コマンドのオプションです。

例: ユーザzzzによる計算ノードcccXXXでのramdisk操作

(先頭の $ は入力しないでください)

$ remsh cccXXX ls /ramd/users/zzz

$ remsh cccXXX tail /ramd/users/zzz/99999/fort.10

ジョブを実行しているノード名は jobinfo コマンドより確認できます。

例: ユーザzzzによる計算ノードcccXXXでの /lwork 操作

(先頭の $ は入力しないでください)

$ remsh cccXXX ls /lwork/users/zzz/6195977.ccpbs1
tmpout
$ remsh cccXXX tail /lwork/users/zzz/6195977.ccpbs1/tmpout

例: ジョブ 6195977 の実行中にジョブの stdout, stderr ファイルを確認する

(先頭の $ は入力しないでください)

$ remsh cccXXX ls /var/spool/pbs/spool
6195977.ccpbs1.ER
6195977.ccpbs1.OU
$ remsh cccXXX tail /var/spool/pbs/spool/6195977.ccpbs1.OU
...
$ remsh cccXXX tail /var/spool/pbs/spool/6195977.ccpbs1.ER
...