ジョブの削除(jdel)

(最終更新日: 2024/4/10)

ジョブの削除は jdel コマンドで行います。あらかじめ jobinfo コマンドなどでジョブの ID を調べ、jdel (ジョブID) のように実行します。ジョブ 999000 を削除する場合ならば、以下のようになります。(行頭の $ は入力しないでください。)

$ jdel 999000
$

実行に成功した場合は上記のように特に何も出力せず、すぐに終了します。エラーがあった場合には対応するメッセージが出力されます。なお、jdel を実行してから実際にジョブが完全に終了するまでに少し時間がかかります。少しだけお待ちください。また、jdel 999000.ccpbs1 のように実行しても問題ありません。

CPU 点数について

jdel でジョブを削除した場合もそれまで実行した時間に相当する CPU 点数が消費されます。

他のユーザーのジョブを削除することはできません

間違った ID を入れてしまった場合でも他のユーザーのジョブを削除することはできません。既に終了している他ユーザーのジョブを jdel した場合には qdel: Job has finished *********.ccpbs1 のようなメッセージが表示されますが、こちらについても実際に削除を行っているわけではありません。(紛らわしいメッセージではありますが…)

ジョブが削除できない場合

システムトラブルに巻き込まれた場合などには自身のジョブであるのに削除できない、あるいは jdel で削除したのに勝手に再実行された、というような状況が稀に発生します。そのような場合はお手数ではありますがお問い合わせください。