2015年度より、東北大学金属材料研究所、東京大学物性研究所、自然科学研究機構分子科学研究所・計算科学研究センターの3研究所では、材料科学、物性科学、分子科学の各分野コミュニティにおける並列計算の高度化へさらなる取り組みを促すことを目的として3分野に共通性の高い大規模並列計算を志向した大型プロジェクトを支援してきました。これまで支援対象となったものとして、文科省ポスト「京」重点課題、同じくポスト「京」萌芽的課題、スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム課題、JST科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業、元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>などがあります。
2021年度も引き続きこの目的を達成するため、計算資源の提供や計算技術・成果に関する情報交換などを通じて、計算物質科学を主なテーマとする大型プロジェクトの推進を支援していきます。
計算科学研究センター計算機利用 計算物質科学スーパーコンピュータ共用事業利用枠
「全CPU資源の10%程度」とします。
2021年度の計算科学研究センターのCPU計算資源量は2.86億点を予定していますので、当センターにおいて計算物質科学スーパーコンピュータ共用事業利用枠に配分可能なCPU資源は合計で2,860万点までです。
以下のホームページより様式をダウンロードし,必要事項を記入して sccms-committee@sccms.jp までお送りください。
過去に認定された大型プロジェクトは新たに認定を受ける必要はありません。
提出期限は2020/12/18(金)です。
上記の研究対象を推進する者で、国・公・私立大学及び国・公立研究所等の研究機関に所属している研究者及び大学院生(大学の6年制学部においては5,6年生を含む)。
認定が必要な場合、初めに認定申請書を提出ください。
課題申請は、所定の様式に従い申請を行ってください。申請書はこの項下のリンクよりWord形式の様式を入手することができます。
申請は、sinsei@draco.ims.ac.jp(@を半角にして下さい) 宛にWordファイルを送付してください。 なお、申し込みにあたり、各研究者について所属機関の長(大学の場合は研究科長等)の内諾が得られているものとします。
2021年1月29日(金) 24時
申請の可否および計算資源の割り当てに関しては、計算物質科学スーパーコンピュータ供用事業利用委員の審査に基づき計算科学研究センター運営委員会において承認を行い、センター長が許可します。
2021年4月7日(水)17:00 ~ 2022年4月4日(月)9:00
許可された割当点数による課金管理を行います。利用料金は徴収しません。
次年度の初めに利用報告書をセンター長宛に提出して頂きます。
研究成果は原則公表するものとします。
センター利用による研究の成果が出版される場合には、「自然科学研究機構岡崎共通研究施設計算科学研究センターの電子計算機を利用した。」の旨を論文中に明記し、また、その別刷1部をPDFファイルの形式にて当センターあてに送付してください。
(例) The computations were performed using Research Center for Computational Science, Okazaki, Japan.
自然科学研究機構のメンバーが関与していない場合の研究成果は弊機構に帰属しません。
システム名 | キュー係数 | 単位 | 備考 |
TypeNN | 28 | [点/(1ノード×1時間)] | 1ノードは40コア |
TypeNF | 42 | [点/(1ノード×1時間)] | 1ノードは40コア |
TypeC | 1 | [点/(1コア×1時間)] | GPUを使用する場合はTypeCの使用点数+下のGPUの使用点数 |
GPU(Tesla P100) | 10 | [点/(1GPU×1時間)] | |
GPU(Tesla V100) | 15 | [点/(1GPU×1時間)] |
添付 | サイズ |
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