スーパーコンピュータワークショップ2025
自然科学研究機構 岡崎共通研究施設 計算科学研究センター スーパーコンピュータワークショップ2025
「生命科学を加速するバイオインフォマティクスとスーパーコンピュータ」
自然科学研究機構 計算科学研究センターでは、全国の研究者によるスーパーコンピュータシステムの共同利用を推進するとともに、研究交流を目的としたワークショップを例年開催してきました。2024年に基礎生物学研究所の計算機システムを統合したことにより、ゲノム解析や各種オミクス解析などを含むバイオサイエンス分野の研究者に向けた大規模計算の利用環境を充実させ、基礎生物学分野の利用枠を拡大しつつあります。近年、生命科学においてはゲノム情報をはじめとする各種オミクスデータが研究の基盤となり、それらを支える計算環境と計算技術──すなわちバイオインフォマティクス──の重要性は飛躍的に高まっています。そこで本年度は、本ワークショップとして初めて「バイオ」を主題に据え、バイオインフォマティクスを中心とした企画を開催します。バイオインフォマティクス分野の最前線で活躍される研究者を講師に迎え、最新の研究成果と今後の展望をご紹介いただくとともに、バイオインフォマティクス技術を武器に生命科学・進化生物学において顕著な成果を挙げている研究者にもご講演いただき、分野横断的な視点からの議論の場とします。
オーガナイザー:重信秀治、内山郁夫(基礎生物学研究所)
参加希望者の方は、下記参加登録申込ページより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
*参加のための必要情報 (Zoom ID、PW情報等) はメールにてご連絡いたします。
主 催 :基礎生物学研究所・超階層生物学センター、計算科学研究センター、分子科学研究所
開催場所:岡崎コンファレンスセンター ・ハイブリッド開催
開 催 日 :2026年 1月15日(木) ~ 16日(金)
開催方法:ハイブリッド形式
参 加 費 :無料
定 員 :100名(現地参加)
500名(Zoomウェビナー参加)
申込締切:2025年12月15日(月) まで(現地参加、旅費支援あり) (締め切らせていただきました)
2025年12月25日(木) まで(現地参加、旅費支援なし、ポスター発表)
2026年 1月 9日(金) まで(Zoomウェビナー参加)
懇 親 会
日時:1月15日(木) 18:15~19:30
会場:岡崎コンファレンスセンター(中会議室)
懇親会費:(一般)4,000円 /(学生)2,000円
・予約制のため申込後のキャンセルはご遠慮ください。
・急なキャンセルは、不参加でもお支払いただく場合がございます。
・お支払いは受付時間に集金します。お釣りのないようにお願いします。
プログラム
開催日は2026年1月15日、16日の2日間開催となります。
1日目は13:00からの開始を、2日目の終了は12:30を予定しています。
各講演の発表時間は約30分です。
| 1日目(1月15日) | ||
| 12:45~13:30 | 受付 | |
| 13:30~13:40 | 開会の挨拶 | |
| 13:40~14:10 | 富井健太郎(産業技術総合研究所) | 「予測立体構造モデルを利用した生体分子間相互作用予測の高度化」 |
| 14:10~14:40 | 浜田道昭(早稲田大学) | 「RNAバイオインフォマティクス」 |
| 14:40~15:10 | 新海創也(理化学研究所) | 「『4Dゲノム』のバイオインフォマティクスに向けて:その理解と可視化を支援するデータベースの開発」 |
| 15:10~15:30 | 休憩 | |
| 15:30~16:00 | 山口類(愛知県がんセンター研究所) | 「RNAライフサイクルモデルに基づく遺伝子制御動態の推定: Physics-Informed Neural Networkによる解析」 |
| 16:00~16:30 | 大野聡(筑波大学) | 「深層学習を用いた代謝システムの理解」 |
| 16:30~17:00 | 川崎純菜(千葉大学) | 「動物由来ウイルスのリスク評価に向けたウイルスゲノム疫学研究」 |
| 17:00~17:10 | RCCSの紹介 | |
| 17:10~18:00 | ポスター発表(現地参加のみ) | |
| 18:00~19:30 | 懇親会(現地参加のみ) | |
| 2日目(1月16日) | ||
| 09:30~10:00 | 笠原雅弘(東京大学) | 「高性能計算から高性能科学へ~生命科学者による生命科学者のための並列計算基盤~」 |
| 10:00~10:30 | 森宙史(国立遺伝学研究所) | 「Microbiome Datahub: 微生物ゲノムの多様性を記述し解明するためのデータベース」 |
| 10:30~11:00 | 山口勝司、西出浩世(基礎生物学研究所) | 「イベリアトゲイモリの巨大ゲノム解析」 |
| 11:00~11:20 | 休憩 | |
| 11:20~11:50 | 山西芳裕(名古屋大学) | 「バイオインフォマティクスによる生命医科学と医療・創薬の加速」 |
| 11:50~12:20 | 坊農秀雅(広島大学) | 「バイオDXによるデジタル育種基盤技術開発」 |
| 12:20~12:30 | 閉会の挨拶 | |
ポスター発表
■ ポスター発表
ポスターボードのサイズは、縦120cm×横90cmです。
*ポスター発表の申込みは、発表者リストと発表タイトルが登録時に必要です。
■ 宿泊について
・三島ロッジに宿泊を希望される方は参加登録の際に申し込んで下さい(1泊2600円)。但しロッジは数に限りがあり、希望に添えない場合もございます。
宿泊施設をおとりした方には、後日、メールにて連絡します。
ロッジURL https://sites.google.com/orion.ac.jp/oka-lodge/
・ホテルはご自身で予約をお願い致します。近郊のホテル案内は下記URLをご参考ください。
近郊ホテルURL https://www.ims.ac.jp/guide/joint-research/lodging.html
■ 旅費・宿泊費の支援について
・支援は予算に限りがあり、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。
*希望者多数の場合、ポスター発表をされる方を優先させていただきます。
*民間企業の方への旅費支援、及びロッジのご利用はご遠慮いただいております。
・学生の場合は修士以上で、指導教官の許可が得られる方のみ支援可能です。
*学部生の参加は可能ですが旅費の支援はできません。
*学生の方は賠償付傷害保険の加入が参加条件となります。
・自然科学研究機構の旅費規程に基づき、所属機関からの往復交通費、日当及び宿泊費を支給します。
*前後に別用務で他機関にご出張される場合(発着地が所属機関ではない場合)はこの限りではありませんのでその旨を事前にお知らせ願います。(登録ページの「連絡事項」にご記入ください。)
支援可能な方には、申込締切後、所定の手続き案内メールを差し上げます。
*飛行機をご利用の場合は、その旨「連絡事項」にご記入ください。搭乗券半券往復原本・領収書・航空券明細の提出が必要です。(航空券明細及び領収書は事前に提出ください。)
開催日と間隔のあく搭乗日の場合、支援の対象外となる場合があります。特別な事情のある方は事前にご連絡をお願いします。
・登録口座への振込はワークショップ終了後、1~2ヶ月後となります。
参加登録は以下のフォームよりお願いします
https://forms.gle/cy2wELXdNUxaf2w48 (Googleフォームを使用しています)
■ お問い合わせ
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 スーパーコンピュータワークショップ2025事務局
愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
TEL: 0564-55-7626
FAX: 0564-55-7625
Email: rccs-scws2025_at_nibb.ac.jp
*メールアドレス内の_at_は@に直してお送りください。